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ミックスあるあるミス 特別追加編

最近歌い手&ボカロPクラスタさんとのやり取りが
色々あって、その中でなるほど!こういう考えで
こういう処理をすることもあるのか~って
妙に納得したことがあったので・・・・ここに復活
MIXあるあるミス、特別追加編

■オケのリバーブとボーカルのリバーブのタイプが違う
 これは「歌ってみた」によく見られる傾向。 
 例えばオケがルーム系の響きなのにボーカルには盛大なホール系の
 リバーブがかかっているとか。これはボーカルが浮いたり埋もれたりする
 原因になります。ですから、ある曲でバッチリだったリバーブの設定が
 別の曲で上手くいくかというとそうではありません。歌ってみた等
 オケが先に用意されている場合はボーカルのリバーブのタイプは
 オケに合わせて選びましょう。

■左右に同じ波形を同じタイミングで置いてもステレオにはなりませぬ
 通常のステレオ環境でのモノラルの音というのは厳密には、
 正面から音が鳴っているわけではなく左右のスピーカーから
 同じ音が出ていることになります。ですからバックコーラスを
 ステレオにしようとして左右に同じ波形を置いても
 ステレオにはなりません。

 モノラルをステレオにする方法はいくつかあって
 ・クロスディレイで飛ばす
 ・左右に置いての再生のタイミングをずらす
 ・左右に置いて別のEQをかける
 ・ステレオイメージャー系のエフェクトを使う

 ぱっと思いつくだけでもこれくらいある。どれが正解とかはないし
 それぞれを組み合わせてもいけるので、色々試してみると良いと思います。

■ステレオ化に関してCubaseにおける注意事項
 CubaseにはMonoToStereoという一見便利そうなエフェクトが
 ありますが、これも含めてステレオ系のエフェクト
 (AutoPan等)はモノラルトラック上では効果がありません。
 でもインサートに置くことができるので・・たまにコレで
 ステレオになっていると勘違いしている人に出会います。



 またグループトラック(まあいわゆるバス)がモノラルだった場合、
 強制的にモノラルに修正されます。しかしCubaseでは普通に
 モノトラックにステレオ系のエフェクトを置けてしまう上に
 警告メッセージも出なく、効果もないときた。注意しよう。


 ちなみにモノトラック上でパンを振っていてもグループトラックがモノラルで
 センターに設定されていたら強制的にPANもセンターに戻されます
 これはバグではなく仕様なのだそうです。

 まあグループトラックは常にステレオで作るようにしとけば
 問題ないでしょうけど・・・

 同じDAWでもProToolsだとエフェクトにmono、stereo、mono/stereoの
 3種類があってモノトラックにmono/stereoのエフェクトを
 使うと出力がステレオになりますね。Cubaseではステレオトラックに
 モノラル波形を置いたり、モノラル波形をステレオトラックに置くことが
 できますが、ProToolsでコレはできません。Logicだと簡単に
 トラック自体のモノとステレオの切り替えができますね。
 DAWによってステレオモノラルの扱いは様々です。どれも一長一短ですが
 機能を理解しておく必要があると思います。


■左右にPANを振り過ぎ
 以前にも紹介したこのミスですが、もう少し詳しく解説すると
 自然界の音は右方向から音が鳴っていも必ず左耳からも音が聞こえます。
 完全に片耳からしか聞こえない音はありません。床や壁の反射音を
 含んである程度広がりを持ちます。ですから完全にPANを振った音は
 不自然に浮きやすいんです。特にヘッドフォンでは
 音が左右で完全に分離しちゃうんで顕著になります。
 各パートの音の置き方は頭の中に逆三角形をイメージしてその中に
 音を配置すると失敗しにくくなりますよ。やりすぎるとこじんまりした
 MIXになっちゃうけど。(^^;)



 これはちょっと図が悪いな。もっと広い三角形を想像して下さい^^;

 MIXをやっていると気がつくと思うのですがPANを振る前は
 あまり気にならなかった音が、思いっきりPANを振ったとたんに
 オケの中で浮いたりしたことはないですか?こういう場合は音量や
 リバ-ブで距離感を調整したり、反対側にディレイを
 飛ばしてやったりすると音が浮かなくなったりしますね。
 (まあ、ちょっとPANを戻してやってもいいのですが・・)

 音源の左右はPANで設定するとして・・距離感はどうするの?って
 ことですが音の距離感は音量、リバーブ、コンプ、EQ等で
 調整できます。音量とリバーブは分かるけど、コンプ、EQも
 距離感に関係するの!?・・て思われる方もいるかもしれませんが、
 それが関係するんです。

 コンプでガッツリ音をつぶすと音像は近くなります。マイクで
 音を収録する時に音源が近すぎると近接効果というものが起こり
 オーバーコンプと同じような状態になりますね。

 EQですが、4kHzあたりが音の前後感に関係してきます。
 あと低域も出ていると音が近く感じますね。PAN振りすぎの話から
 脱線しすぎてしまった。。。(^^;)


■なんでボーカルはモノラルで録音するの?
 MIXにはあまり関係ないのですが、ボカロ活動をする前から
 ネット上で音楽活動をしてきたわけで、その過程で様々な
 歌い手さん(ボカロ以外含む)と交流してきたわけですが、
 ほとんどの方がボーカルをステレオで収録して来られます。
 ボーカルはモノラルで録音しましょう。
 ボーカルだけではありません。ギター、ベースも基本モノラルで
 録音します。モノラルで収録後、必要に応じて左右に配置します。
 (とは言ってもボーカルとベースは基本そのままセンター配置ですが・・^^;) 

 理由はボーカルマイクもエレキギターもエレキベースも
 モノラル出力だから。ステレオで収録しても何も効果はありません。
 容量もHDDの負荷等のリソースも圧迫します。DAWによっては
 本来はモノラルエフェクトで良いのにステレオエフェクトを
 使わなくてはならなくなったりして、その分負荷も
 上がったりします。

 細かいことですが、ファイルコピーやDAWへインポートする時も
 ステレオの方がモノの倍時間がかかります。DAWによっては
 書き出しにも時間がかかるようになります。1トラックだけ
 ならまだしも、バックコーラス等で何トラックも使う場合は
 違いが顕著に出てくると思います。

 また多くのDAWでは視認性が悪くなることも。



 図は聴感上同じに聞こえるステレオトラックとモノトラックです。
 どっちが波形の視認性に優れるか?どっちが音量等のオートメーションを
 描く時どっちが描きやすいか・・一目瞭然ですね。
 おっ・・だからMIXと無関係ではないかも。


■最後にバックナンバーの案内
ミックスあるあるミス 初級~中級編 パート2
ミックスあるあるミス 初級~中級編
ミックスあるあるミス

音作りって本当に奥が深くて楽しいですね!自分はネタ曲を
よくやるボカロPですが、音に対してはいつも真摯に向かい
合っていきたいと考えています。

(written by ちゃぷP)

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