コラム:私の楽器破壊史 パート3
E-mu Proteus MPS orchestralというキーボード(写真下段)
【紹介】
MPSはMaster Performance Systemの略。
珍しいE-mu社製の音源付キーボード。proteus1、2という
音源モジュールの音色とそれに追加でオーケストラ系の
音が入っています。
MIDI OUTを同時に4CH送信できるので、マスター鍵盤としても
重宝しました。(MIDI OUT端子は一つ)
ピアノやストリングスの音色はよかったけど、ドラムとか
オルガンの音色は貧弱。これとRolandのJD-800とどっちを買うか
悩んだけど、軽くて持ち運びが楽だったのとシーケンサーとか
余計な機能がついていないのが男らしくて気に入りました。
(実は当時オール・イン・ワン・シンセはあまり好きになれなかった。)
嬉しいのは音色切り替えの際にノートオン中の音はそのままで
一回鍵盤を離してもう一回抑えると音色が切り替わっている機能。
リアルタイムの演奏で本当に重宝した。
購入したときにE-muと大きく文字の入った腕時計がもらえました。
デザインがメチャ格好いいので愛用してけど酔っ払って
無くした。。。orz
購入時は25万くらいしたかなぁ・・・・・・
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ProteusVXと名を変えて
【破壊1】
アダプターを挿しこむ電源端子が貧弱。すぐ外れて
何度も電源が落ちました。特殊なコネクターだったので
代用もありませんでした。末期にはガムテープ
ぐるぐる巻きで何がなんやら。
【破壊2】
大学のサークルの合宿のときにソフトケースに入れて
シャトルバス下段の荷物入れに入れて運搬したのですが・・・
合宿先に到着後、ものの見事に鍵盤が2個所鳴らなくなっており、
ベンドもモジュレーションホイールも利かなくなってしまいました。
修理に出したら、見積もりだけで一ヶ月以上かかりました。
修理代が7万円といわれ目が飛び出ちゃいました。
7万円つったら安めの新しいキーボードを買えてしまう金額なので
修理を断念。しばらくは音源モジュールとして使用していたものの、
最後はジャンク品として処分。
それ以降は運搬に凄く気を使うようになりました。。。とほほ
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